バイクの交通事故で、後遺症が残ったら?補償金はどうやって受け取るの?

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バイク事故でケガを負ってしまった場合、補償金の問題を加害者の保険会社任せにしておくと、大損をしてしまうかもしれません。書類の申請は煩雑ですし、最大限の補償を引き出すためにはテクニックも必要です。プロに任せるのが1番と言えるでしょう。

貰える補償金を全額手にするためには、やはり弁護士に相談するべきです。以下にバイク事故での後遺症に関連した情報をまとめました。被害に遭った人は是非参考にして下さい。

バイク事故でケガをしやすい箇所とは?

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バイク事故で、バイクに乗っていた被害者がケガを負いやすい箇所は、主に3種類に大別されます。まず、足や腕が最もケガをしやすい部分であるようです。バイクは自動車と違って、体が乗り物の外に出ていますので、転倒した身体を手足で支えようとした結果、怪我をしてしまうようです。

また、倒れたバイクの間に挟まれて、足を負傷してしまうケースも多いようですね。次に、顎をケガする人が意外といます。フルフェイスのヘルメットを着用していれば、防げることもあるようですが、多くは顎が出るタイプのヘルメット使用時に、顎を傷つけてしまうことがあるようです。

バイクに乗るときには、出来るだけ、フルフェイスのヘルメットを被り、頭への衝撃を予防した方が良いということでしょう。最後に、バイク事故では、脳挫傷や脊髄損傷など、被害者が重傷になりやすいイメージもありますね。

その際には、意識不明や死亡を免れたとしても、体に重度の障害が残ってしまうケースがあり得ます。身体麻痺になってしまったり、半身不随になってしまったりする状況もあります。実際に交通事故の場合、バイク事故で障害者になるケースが非常に多いそうですよ。

バイク事故による後遺症とは?

ここでは、体の各部位をケガしたときに残る後遺症を、例を挙げて見ていきます。手足の骨折をした場合、骨折なら骨がつけば治るだろうと考えるでしょうけれども、それは違うようです。外傷的な症状が回復した後も、神経障害が残ってしまうことがあります。

具体的には、痛みやしびれがいつまでも取れないということですね。他にも、骨が欠損してしまったり、変形してしまったりすることもあります。また、「脊髄損傷」などをしますと、体が麻痺してしまいます。脊髄とは、背骨の中を通る神経の束です。

脳と手足を繋ぐ役目をする他、脊髄から伸びた神経繊維が体中に行き渡っています。したがって、脊髄を損傷すると、身体が動かなくなってしまうのです。さらに、頭蓋骨骨折や、脳挫傷などを起こしますと、やはり身体の麻痺が出ることが多いです。

脳の場合は、事故後直ぐに症状が現れるのではなく、時間が経ってから変調を来すこともあるようです。バイク事故を起こした際には、頭部のCTスキャンなど、脳の精密検査をすることをお勧めします。外傷性の脳挫傷とは、頭部を強く打ったときに、脳の組織が破壊されてしまい、様々な症状が現れるケガです。

脳の組織というのは、一度傷ついてしまうと、二度とは回復しないデリケートな器官です。現在の医療では、死んだ脳細胞を再生させることは出来ません。広範囲にわたる脳挫傷を負ってしまったケースなどでは、後遺症が残ることが考えられます。

そうなると、残された道は、現状では地道なリハビリしかありません。

後遺症が残ったとき、事故の相手から補償を受け取るには?

バイク事故でケガを負った後、まずは病院での治療が必要になります。一般的には、被害者として交通事故の治療を受けた場合でも、治療費の支払い義務は被害者にあるのです。被害者が一時的に病院側に治療費を支払い、それを改めて加害者側に請求するという流れになります。

そして、病院で怪我の治療をしても、まだ痛みやしびれ、マヒなどが癒えない場合は「後遺症」が残ってしまった、ということになりますね。このような場合、加害者から後遺症の補償を受けるためには、後遺症の等級認定を取る必要があります。

後遺症の等級認定の申請方法は「事前認定」と「被害者請求」の2種類です。「事前認定」とは、加害者側の任意保険会社が被害者の後遺障害等級の認定手続きも行ってくれるものです。参考情報…交通事故後遺障害

被害者が書類等を揃える必要がなく、自動的に当該保険会社が動いてくれるので、便利です。しかし、被害者サイドの事情まで細やかに考慮してくれることは稀ですので、弁護士も挟まずに「事前認定」に頼ることは危険なことです。

対して「被害者請求」とは、被害者が直接加害者の自賠責保険会社と交渉し、後遺障害等級の手続きを進めていくものです。こちらは「事前認定」よりも、被害者側に立った認定内容が望めますので、出来れば「被害者請求」をするべきでしょう。

しかし、被害者本人だけでの請求手続きは、書類を集める手間などがあるため煩雑です。

したがって、被害者請求のときにも、弁護士に相談するのがベストと言えますね。後遺症の等級通知が来た後は、認定された等級に応じて、加害者サイドの自賠責保険会社から損害賠償金が支払われます。

(交通事故の後遺症「胸郭出口症候群」について知ろう!)

バイク事故の後遺症への慰謝料!その相場とは?

自動車同士の事故に比べますと、バイク対自動車事故の場合は、バイク側の過失を低く見積もって貰えるケースがほとんどですので、損害賠償も多く受け取ることが出来る可能性が高いです。

しかし、慰謝料に関しては、後遺症の認定等級によって、相場は違ってくるようです。後遺症の等級は1~14級に分けられています。最も上の等級である1級で1100~2800万円、最も下の等級の14級だと32~110万円です。

上記で言いますと、例えば1級は1100~2800万円と差がありますね。

どうしてこれだけ金額に差が出るのでしょうか。実は高い方の金額はいずれも「弁護士基準」と呼ばれる補償額なのですよ。加害者が自賠責保険に入ってさえいれば、あとは弁護士に任せましょう。弁護士に交渉さえしてもらえれば、ほとんどのケースで、弁護士基準の慰謝料を獲得出来るのです。

後遺症が残ったとき、慰謝料以外にもお金が受け取れる!

バイク事故で怪我や後遺症を負ってしまった場合、後遺症の慰謝料だけでなく、様々な損害賠償が受け取れるのです。前述したように、ケガをしたばかりの頃の治療費も、一時自分で立て替えるものの、相手側に請求すれば支払って貰えるものです。

他にも「入通院慰謝料」も支払われます。治療にどれだけの時間がかかったかが、この慰謝料の基準となっています。また「休業損害」という補償もあります。治療にかかる間、仕事を休まざるを得ないわけですので、その間の収入や利益を賠償してもらえます。

さらに「逸失利益」という埋め合わせもあるのです。後遺症が残ったことで、元通りの収入が得られず、所得減となることもあり得ます。その差額を与えてくれる補償金です。これらの補償金をすべて最大限得ようとするのであれば、個人1人で奮闘せずに、弁護士に相談するのが効率的と言えるでしょう。

仮に重い後遺症が残っている場合は、無料出張相談を行っている弁護士事務所もあるようです。まずはスマートフォンから無料の弁護士相談を試してみませんか。被害者にとって有用なアドバイスをしてくれると思いますよ。